もち肌ビジネスマン奮闘記より

先日の「アキバ系!電脳空間カウボーイズ」の「本郷ヒルズDT白書 第弐部第参部」において、アイデアとはなんたるかという話がありました。ワタクシの最近思ってるのが、どんな人でもアイデアってパッと浮かぶものではなく、それまでに蓄積された経験や体験が元になって、頭の引き出しからアイデアという塊になって出てくるんじゃないかなぁ、と。

たとえば、第弐部最後の方で語られていた書籍の話。
ワタクシも本屋に行ったら、関係ないコーナー回ったり、それこそ女性誌買ったりします。近頃は大きな書店に行くとその店のランキングや新聞の書評欄で紹介された本が集められたコーナーがあります。そこを見れば近々の流行は分かりますが、どうしても視点が小さくなってしまいがち。

「いまはどんな本が平積みされているのか」、「多くの人が立ち読みしているコーナーには何があるのか」、そういう所から「いままさにこの本屋にいる人たちは何を求めているのか」、「何を欲しがっているのか」、と、考える材料になる気がします。

田中泰生さんの「もち肌ビジネスマン奮闘記」に以下の行があったので引用。これも参考になる。

そういえば、最近すごい作品をつくったアニメのプロデューサーさん(すっごく素敵な人!)
とお話をする機会があって、めちゃくちゃすごいことを教えてもらった。


「アニメや本をつくるときも、仕事の仕方って、ほんと方程式なのよ。」
「おもいっきり売れるものと、まあまあでおわっちゃうものの違い、それって
アイコン化できたかどうかなの。」
「アイドルと天才プロデューサーの組み合わせなのよね、結局。」


こう書くと身も蓋もないくらいシンプルな言葉なんだけど、シンプルな言葉にこそ
ヒントは宿る。思考の過程のばらばらな断片が、その言葉によって結晶化する、という。。。
、、、すごい。最近考えていることがおかげで言語化されました。

イデアはどこにでもある。どう経験値として蓄えるか、どう活かすかが重要。